smellbomb’s blog

主にマイコンと電子工作

超音波センサー HC-SR04をI2Cで使えるようになった

先日超音波センサーを買い足した所

裏面にIICという気になるシルク印刷があり、調べた結果

中華パチVerが素敵にグレードアップしていました。

f:id:smellbomb:20211001230619j:plain

HC-SR04_2020_表

f:id:smellbomb:20211001230758j:plain

HC-SR04_2020_裏


通信方式が従来GPIO以外に UART,IICの両方に対応しておりました。

又、オリジナル版と比べた際に、測定対象と直交でない場合の測定結果が

比較的良好な結果になっていました。

測定対象:平面に対し斜め45度で500mmで測定

オリジナル:1000mm±50mm程度 ※たまに500近いのが出たりする

中華新Ver:500mm±10程度

 

<中華新Ver詳細>

I2Cデバイスアドレス:0x57

 (スキャンした所何故か0x58も出てきますが、反応なし)

測定開始:デバイスに1byteデータで1書き込み

測定結果:0xaf(3byte)

※上記書き込み後200ms後に読む必要あり。

※(byte_H*65535+byte_M*256+byte_L)/1000  単位(mm)

 

通信仕様切替方法(裏面抵抗実装にて)

GPIO:R4=N.C. R5=N.C.(出荷初期状態)

UART:R4=N.C. R5=10kΩ(写真でチップ抵抗103)

I2C:R4=10kΩ R5=N.C.

 

尚、搭載チップはRCWL-9300、RCWL-9600という捺印があるので

調べてみると、やはりI2C対応のモジュールが幾つか出てきます。

 

問題なのは、何処で買うとこれが買えるのかというロシアンルーレット

ちなみに、今回の購入元はアマゾンでお馴染みのHiLetgo様になりますが、

写真は正規品の写真なので、コレが必ず買える確証は・・・・

 

デメリット

測定距離に関係なく必ず200ms待つ必要があります。